その痛み本当に四十肩?
こんにちは!
八街ひまわり整骨院です!🌻
今回は腱板損傷と四十肩・五十肩の違いについてご説明させていただきます!
腱板とは・・・
腱板の「腱」とは筋肉が骨に付着しているところの白くスジになっている部分を言います。
筋肉はご存じのとおり赤く伸び縮みする組織ですが、その筋肉が付着する部分は伸び縮みするというよりは筋肉の伸び縮みする力を効率よく伝えるために他の部分とより硬い線維(スジ)になっています。
この腱が集まって板状になっているものを「腱板」といいます。
腱板は
肩甲下筋腱(けんこうかきんけん)
棘上筋腱(きょくじょうきんけん)
棘下筋腱(きょっかきんけん)
小円筋腱(しょうえんきんけん)
という4つの腱で構成されています。
腱板損傷はなぜ起こってしまうのか
・加齢性変化によるもの
一番多いのはご年齢の問題です。つまり加齢変化と呼ばれ、だんだんとお歳を重ねるにつれ腱板はもろく傷んできます。
四十肩・五十肩という言葉がありますが、六十肩・七十肩という言葉が無いのは、この六十歳以降に腱板損傷が起こりやすいからなんです。
四十肩かなあ、でも年齢的にあてはまらないしな・・・という方は検査してみると腱板損傷だったという例は少なくありません。
・外傷によるもの
次は外傷による腱板損傷です。もちろん転んで肩を強く打ってしまって腱板損傷に至ることもありますが、肩は打たずとも手をついただけでも肩に負担がかかり腱板損傷を起こすことがあります。
さらには多くの人が毎日行なっている動作、例えば重い物を持ち上げるとき、洗濯物を干そうと手を伸ばした時などでも腱板損傷が起きてしまう可能性は少なくありません。
・使いすぎ(オーバーユース)
肩周りの筋肉を使いすぎてしまい腱板損傷、これもまた多くの例があります。
例えば野球選手のピッチャーの方。繰り返す投球動作の結果腱板損傷を起こしてしてしまったり、あとは力仕事を長年従事されてきた方にも多く起こります。
症例の特徴は?
腱板損傷は、猛烈な痛みで肩が動かせないという強い症状から、意外と肩を回すことができ症状がハッキリしないなど、様々な症例があります。
腱板損傷が起こっていても肩を動かせる場合理由としては、腱板の周りについているアウターマッスルが過剰に頑張っていたり、4つの腱のうち損傷していない腱が肩の動きを補っているという理由があげられます。
また、腱板損傷は、肩がかたくなることは意外と少ないという特徴があります。
四十肩・五十肩は別名「凍結肩」という名前があるように肩関節がかたくなります。
かたくなる(拘縮)というのは逆の手で支えたり、他者が動かしてあげようとしても肩が上がらない、回らないような状態です。
この肩の拘縮は腱板損傷では意外と少ないといわれいて、
腱板損傷に関しては症状が強い場合、自分の力では肩が上がらない、回らないが、逆の手で支えると上がる、回るというという場合が多いです。
四十肩・五十肩と腱板損傷の見分け方
「四十肩だと思っていたら・・・」これは腱板損傷の方が口をそろえて仰るセリフです。
四十肩・五十肩と思いきや、腱板損傷というケースは非常に多いです。
簡単に四十肩・五十肩と見分けられたらいいのですが、これは整形外科や整骨院などの専門医にとっても悩みのタネになっています。
そこで、一般的な四十肩・五十肩と腱板損傷の違をお教えします。
・四十肩・五十肩は40~50歳、腱板損傷は60歳以上に多い。
・四十肩・五十肩はいつともなく始まり、腱板損傷はきっかけがあることが多い。
・四十肩・五十肩は肩が固くなり、腱板損傷は固くはならないが力が入りずらくなる。
これらにはもちろん例外もありますが一つの基準として大事なところになってきます。
腱板損傷の治療
保存療法
急性外傷で始まった場合には三角巾で1~2週間安静にします。
損傷(断裂)部が治癒することはありませんが、70%は保存療法で軽快します。
手術療法
保存療法で肩関節痛と運動障害が治らない場合は手術を行います。
手術には様々な方法がありますが、どの手術も手術後はやく4週間の固定と2~3ヶ月の機能訓練が必要です。
当院では痛みを和らげる電気治療や肩回りの筋肉をほぐすマッサージなどを行っています。
気になる方は、当院のスタッフまで、お気軽にご相談ください!
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